K グリーンエナジーによる発電システムの開発は2009年6月より開始されました。
1) 発電機の構造設計試作・試験機の河川における実験
第一段階では発電機の構造設計試作および試験機の河川における実験です。荒川上流で国土交通省の許可を得て3度の実験を行い発電機の構造を決定しました。
- 1回目の実験日:2009年12月16日
- 2回目の実験日:2009年12月25日
- 3回目の実験日:2010年1月21日
2) 規模を拡大して発電機の羽根の構造・強度試験
第二段階では規模を拡大して発電機の羽根の構造および強度試験を、武蔵水路を使用して行いました。
実験日:2011年8月6日
3) 発電効率を高めるためのローターおよび可変翼の改良実験
第三段階では発電効率を高めるためのローターおよび可変翼の改良実験を国交省管轄の海上技術安全研究所水槽を使用して行いました。
実験日:2012年5月1日、5月2日
4)発電効率を最高に高めることの確認試験
第四段階は発電効率を最高に高めることの確認試験を三井造船昭島研究所の水槽で行いました。発電効率は理論的発電量の37%を達成しました。
立会者:東京大学 大学院特任教授 影本 浩先生(流体力学・船舶工学)
実験日:2014年10月16日、10月17日
特許の取得
Kグリーンエナジーの発電システムは、従来の発電システムとは異なり全てが独自の設計になっており、関係各国で特許を取得済みです。